Project10 トライ・トゥ・リメンバー
5.アメリカ・千葉・埼玉
この題材をテレビドラマにするとしたら、どうだろう?
どうみてもプロローグって感じがする。これから物語が始まるような。
それでは、どう展開させるか?
ドラマの視聴者はF1(20〜34才の女性)、F2(35〜49才の女性)がメインとよく耳にする。
それを意識するならば、キャサリンが辰男に反撃したり、自立したりする方向にゆくのが自然fだ。
もちろん、新たに魅力的な男性が現れるのは言うまでもない。
キャストも美男・美女を使うんでしょうな。
しかし、その方向性であれば、僕よりも女性の脚本家に書いてもらったほうが、面白くなると思う。
テレビのシナリオコンテストに応募する手もあるが、他に書きたい題材がある。そこで、(可能性はほとんどゼロだが...)
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まあ、自分で映画にするのが現実的だ。
このままの話で、短編映画として作ってしまう手もあるが、やはりもう少し物語を続けたい。
どんな話か実はなんにも考えていない。悲劇にもなるし、ハッピーエンドにもなる。
たとえば、
案1 辰男は寿司職人に転じ、キャサリンと共にアメリカに渡る。
案2 キャサリンのママが日本にやってきて、辰男の両親と対決。
案3 キャサリンは次第に精神を病み、辰男の殺害を企てる。
案4 景気が悪くなり辰男の会社が倒産、辰男は自殺を図り意識不明のままの状態が続く。
献身的に看病を続けるキャサリンは、ある日ベッドの辰男を見ながら「トライ・トゥ・リメンバー」を口ずさむ。
案5 キャサリンがアメリカ風コーヒーショップを開店し大繁盛。やがてチェーン店の数はスター・バックスを抜いてしまう。
と、いろんな方向性があるのだが、当初の構想通り、次第に二人が理解し合う、センチメンタルな映画にしましょうか。
アメリカロケはやってみたいが、さすがにスタッフ・キャストの旅費まで負担できない。
キャサリン役は日本に住んでるアメリカ人で、時々アメリカに帰郷する人ですな。
辰男役は、ちょっとアメリカに行ってみたい役者さんしかいない。
当然DVフォーマットで撮影も監督が兼ねる。その他のお手伝いは、キャサリン役の人の友人などで現地調達。
こんな感じになるのかな。
しかし、前述した通りキャサリンの役柄は、今なら日本人のかわいい女の子でも成立する。
したがって、コーヒーショップの設定も日本で、郊外の静かな都市などでもいいかもしれない。
なんてことはない、アメリカにこだわらず普通に役者さんを探せばいいのか。
アメリカロケが、いきなり千葉か埼玉ロケにトーンダウンではあるが...。
つづく
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